50代からの家づくり、収納は多ければ多いほどいいの?

間取り図を見ると、つい収納の広さを確認しておきたくなります。ウォークインクローゼット、シューズクローク、パントリー。たくさん入る収納があると、それだけで暮らしが整いそうに見えてきました。

けれど、収納が大きいと、その分だけ物を持ててしまいます。奥にしまった物を忘れ、同じ物を買い、何年も使わない物のために家の面積を使う。収納の多さと片づけやすさは、必ずしも同じではありません。

50代からの家づくりでは、物を増やすための収納ではなく、これから大切に使いたい物を管理しやすくする収納を考えたいと思うんです。

収納量を決める前に、持ち物を知る

新しい家の収納を考える最初の作業は、今の家に何があるかを見ることです。洋服、食器、本、季節家電、思い出の品。種類ごとにまとめてみると、必要な量だけでなく、長い間使っていない物も見えてきます。

引っ越してから片づけようとすると、大きな収納をつくってすべて運ぶことになりがちです。家を計画する前に少しずつ持ち物を見直しておけば、本当に必要な収納の大きさを決めやすくなりそうです。

使う場所の近くに、小さく分ける

収納は一か所に大きくまとめるより、使う場所の近くにあるほうが片づけやすくなります。タオルは洗面所、掃除用品は使う階、書類は確認する机の近く。使ったあと数歩で戻せることが、きれいな状態を保つ助けになりそうです。

ただし細かく分けすぎると、どこにしまったか分からなくなることも。日用品の予備や季節用品は納戸にまとめ、日常的に使う物だけを各場所に置くなど、大きな収納と小さな収納を使い分けたいところです。

奥行きが深すぎない収納にする

押し入れのように奥行きが深い収納は、大きな物を入れるには便利ですが、手前の物を動かさないと奥が見えません。年齢を重ねると、低い場所にかがんだり、高い棚から物を下ろしたりする動作も負担になっていきます。

目線から腰の高さに、よく使う物を一列で置ける収納が理想です。棚板を動かせるようにしておけば、持ち物や体の変化に合わせて高さを調整できそうです。

思い出の物には、あえて枠をつくる

写真や手紙、旅先で買った物は、実用品のように必要か不要かだけでは決められません。だからこそ、思い出のための箱や棚を最初に決め、その中に大切なものを収める方法が合いそうです。

枠があると、何でも捨てるのではなく、本当に残したい物を選べます。新しい家に持っていきたいと思える物だけを丁寧に選ぶ時間も、これからの暮らしを考える家づくりの一部なのだと思うんです。

今日、ノートに残したこと
収納計画の前に、家の中を写真に撮って持ち物を分類する。

家づくり日記暮らしを考える間取り・アイデア
この記事を書いた人
yuko

50代になり、「これからどんな家で、どんな暮らしをしたいんだろう?」と考えるようになりました。

このサイトでは、家づくりや住まいについて調べて分かったこと、気になったこと、学んだことを、自分のノートに残すような気持ちでまとめています。

高齢者住まいアドバイザーの資格も活かしながら、今だけでなく、10年後、20年後も心地よく暮らせる住まいについて、読者のみなさんと一緒に考えていけたらうれしいです。

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