これからの家では、犬や猫と一緒に暮らしたいと考える人もいると思うんです。庭を走る姿や、日当たりのよい窓辺で眠る姿を想像すると、家づくりの楽しみが増えてしまいます。
けれど、滑る床や急な段差、暑さ寒さは動物の体にも負担になるもの。人が年齢を重ねたときに、散歩や掃除、通院を続けられるかという視点も欠かせません。
かわいい専用設備を増やすことより、日常のお世話が自然に続くこと。人とペットの両方が無理なく暮らせる家を考えてみます。
滑りにくく手入れしやすい床

つるつるした床は、犬や猫の足腰に負担がかかることがあります。滑りにくさ、傷のつきにくさ、汚れを拭き取りやすいことを比べて床材を選びたいところです。
家全体を同じ素材にする必要はありません。走る場所には滑りにくい床、水や汚れが出やすい場所には手入れしやすい素材を使い分ける方法もあります。
温度と居場所を自分で選べるように

留守番中も室温を保ちやすい断熱性と空調計画が大切なのだそう。日向と日陰、静かな場所と家族の近くなど、動物がその日の気分で居場所を選べると落ち着きやすくなります。
猫の高い居場所や犬が休める隅を、通路を邪魔しない位置につくります。専用家具ではなく、棚や窓台を兼用すれば、将来の使い方も変えやすくなりそう。
お世話の動線を短くする

散歩から戻って足を洗う場所、フードやトイレ用品をしまう場所、ごみを出す経路を近くにまとめると、毎日の作業が楽になります。
トイレは換気しやすく、人の目が届きながら落ち着ける場所に置きたいところ。掃除道具や消耗品をすぐ取れる収納があれば、汚れに気づいたときにすぐ手入れできそうです。
もし自分が世話できない日も考える
病気や入院で一時的に世話ができない場合に、家族や知人が入りやすいか、必要な物の場所が分かるかも考えておきます。玄関からペットの居場所までの動線が単純だと、頼みやすくなるはず。
動物病院までの距離や移動手段、近くの預かり先も住む場所を決める条件になりそうです。家の設備だけでなく、地域の環境まで含めて準備したいところです。
新しく迎える場合は、自分の年齢と動物の寿命も考えてみることにしました。最後まで世話を続けるための費用や、もしもの引き取り先まで話しておくことが、安心して一緒に暮らすための準備になります。
今日、ノートに残したこと
ペット用設備を先に選ばず、散歩、食事、掃除、通院の一日を想像する。



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