住み替えを考えると、家探しと同じくらい気になるのが今ある物の片づけです。長く暮らした家には、日用品だけでなく、写真や手紙、家族との思い出が積み重なっています。
一度に全部を減らそうとすると、判断することに疲れ、途中で手が止まってしまうもの。捨てなければ家づくりが進まないと思うと、新しい暮らしへの楽しみまで薄れてしまいそうです。
片づけは過去を手放す作業ではなく、この先も一緒に暮らしたい物を選ぶ作業。無理なく進める順番を考えてみます。
期限より先に、行き先を描く

何畳の家へ移るのか、どんな収納があるのかが分からないままでは、残す量を決めにくいもの。新しい家でしたい暮らしを言葉や写真で集めて、必要な物を考えてみることにしました。
小さな食卓でゆっくり食べたい、本を読める椅子を置きたいなど、優先したい場所が見えてくると、そのための余白をつくろうと思えます。

判断しやすい物から始める

最初から写真や思い出の品に手をつけると、一つずつ考える時間がかかってしまう。期限切れの食品、古い書類、傷んだタオルなど、判断しやすい場所から始めます。
一日一つの引き出し、週末に一箱と範囲を小さくする。短時間で終わる経験を重ねると、片づけへの抵抗が少しずつ減っていきます。
残す・手放す以外の箱をつくる

すぐに決められない物は保留箱に入れて、見直す日を書いておく。家族に渡す物、売る物、修理して使う物も分けると、次の行動が分かりやすくなりそう。
保留箱に期限をつけることで、迷ったまま新居へ運ぶ量を減らせるはず。迷うこと自体を悪いと思わず、時間を置いて決める仕組みにします。
写真に残して手放す方法もある
思い出があるけれど使わない物は、写真に撮り、短い文章を添えて残す方法があります。物の形がなくても、いつどこで使ったかという記憶は残せるもの。
どうしても大切な物には専用の箱や棚を決めていけたらと思うんです。限られた場所に収まるよう選ぶと、一つひとつを見返しやすくなり、しまい込んだまま忘れることも減ります。
大型家具は新居の図面に同じ縮尺で置いてみる。入るかどうかだけでなく、扉が開くか、通路を確保できるかまで確認しておくと、引っ越し直前に慌てて処分することを避けられそうです。
今日、ノートに残したこと
新居に持っていく物を選ぶ基準は「まだ使える」ではなく「この先の暮らしで使いたい」。



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